カフェ開業に向けてコンセプトは考えたけど他にもやる事ってあるんじゃない?
そうなんですよね。開業前には準備しておくことが沢山あります。
実は9年間カフェを経営してきましたが、実はカフェはおろか飲食店で働いた経験は全くありませんでした。
アルバイトの経験すらないド素人でした。
カフェ開業前には資格や届出、コンセプト作りなどセオリー通りにやる事はたくさんありますが、それ以外に未経験者の私が準備して役に立った事をご紹介します。
役に立った10の事

ケーキ教室に通う
カフェにスイーツは欠かせないメニューですよね。
私は手作りスイーツをメニューに入れたかったので、開業の1年位前からケーキを習いに教室に通いました。
スポンジ、タルト、パイ生地などの基本を習えば、あとは自分でアレンジしてかなりの種類は作れるようになりました。
練習もかねて暇を見つけては家でもよく作っていました。何度も作っていくうちにコツを掴んで上達しますよ。
ドリップコーヒーの淹れ方を習う
一杯ずつドリップで淹れたコーヒーを提供したかったので、コーヒーの淹れ方を教えてもらいました。
教えてもらった先は、地元でここのコーヒー豆を使いたいと考えていたコーヒー専門店です。
開業したらそちらのコーヒー豆を使いたいと伝えると、こころよく教えてくれました。
あらかじめ自分好みのコーヒー専門店を見つけておくと良いと思います。
店の雰囲気にあったテーブルや椅子を探す
私の場合は古い建物を改装した店舗だったので、ピカピカの新しいテーブルや椅子より、ちょっと古いアンティークのようなテーブルや椅子の方がしっくり合いました。
数もいるものなので予算を決めて、お店の雰囲気に合うものをあらかじめ目星を付けておくと良いと思います。
店のロゴを考える
ロゴはお店の顔でもあります。
ショップカードや看板、ユニフォームなど色々な場面で使われると思いますので、あらかじめ決めておくと良いと思います。
自分で考える自信がなければ、プロの方に頼んで作ってもらえば費用はかかりますが、納得いくものができると思いますよ。
とにかく料理をする
料理は手際のよさが重要です。
飲食店で働いた経験のない私は、とにかく家に人を呼んで料理を作りました。それも1品、2品ではなく沢山の品数を作り料理することに慣れるために毎日料理ばかりしていました。
スピーディーに手際よく作るためには、慣れる事が重要です。
店で使用する食器を考える
どんな食器を使うのか。自分が提供するメニューにはどんな食器がいいのかを考えておきましょう。
もちろん数も沢山必要ですし、できるだけ割れやすいものは避けたいですよね。
私の場合は、それまで陶芸を習っていた事もあり、和食器と決めていました。
予算の都合もありますので、全部という訳にはいきませんでしたが、そこの先生にこれくらいの大きさでこういう形のお皿を作って下さいと注文しました。
店の雰囲気や提供するメニューを考えながら、予算にあった食器を探しておきましょう。
ユニフォームを考える
何人かのスタッフを雇うのであれば、ユニフォームを考えておきましょう。
Tシャツやエプロンなど男女どちらでも可能なものが良いと思います。
料理に髪の毛が入らないようにキャップなどの帽子もお勧めします。
メニュー表のデザインを考える
どんなメニュー表にするのか。カフェにはそれぞれ個性的なメニュー表がありますよね。
自分のお店の雰囲気に合ったメニュー表を考えておきましょう。
できればメニューや金額が変更になっても、差し替えられるような使用になっているものをお勧めします。
店の雰囲気に合う雑貨を集める
カフェは料理と店の雰囲気両方が大切ですよね。
店で使用する雑貨、例えばペンダントライト、花瓶、傘立て、観葉植物などの雑貨類も店の雰囲気に合ったものを日頃から少しずつ集めておくと良いと思います。
スタッフの確保
もし自分1人ではなくスタッフを雇う予定であれば、即戦力になってくれる人を選びましょう。
私の場合は、製菓専門学校を卒業したケーキやパン作りが得意な人や飲食店経験者を雇用しました。
長い時間一緒に働く事になるわけですから、ここは慎重に一緒にカフェを盛り上げてくれる人を採用したいですよね。

まとめ
今回は「カフェ開業前に未経験者の私が準備して役に立った10の事」について解説しました。
開業前はやることが沢山ありますが、どれも楽しかった記憶があります。前もって準備しておくと開業してから慌てる事も少なくなると思いますので、ぜひ楽しんで準備して下さいね。
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