【カフェ開業】成功するための3つのポイントとオープンまでのスケジュール

カフェを開業しても継続するのって難しいの?

一説では、3年で70%が廃業すると言われているカフェの運営は確かに難しいのかも知れません。

でも、飲食店でアルバイトすらしたことのない素人の私でも、家庭の事情で辞めるまで9年間続けられました。成功しているカフェには成功するポイントがあります。

そのポイントとオープンまでのスケジュールについて解説します。

カフェ開業が夢ならあきらめずに頑張ってみませんか?応援します!

目次

成功するための3つのポイント

立地場所

どこで開業するのかは、成功するための大きなポイントです。

人通りが多い事以外にも、近くにライバル店や大手チェーン店がないかなどもリサーチしておきましょう。

自分がやりたいと思っているカフェと似た雰囲気の同じようなメニューの店がすぐ近くにあればお客様は今まで通りそちらに行ってしまいます。また、大手チェーン店には知名度があります。誰もが知っている大手チェーン店では競争相手にもならないので、近くにある場合はそこの場所は避けた方が賢明だと思います。

また、その場所には、どんな年代のどんな人が何時頃に多く通るのかを詳しくリサーチしましょう。その人があなたのお店に来てくれるお客様になります。

例えば、30代の会社員とみられる女性がお昼頃、夕方などに多ければランチ時間や、会社帰りに来店してくれる確率は高くなりますし、近くに大学や専門学校などがあって学生が多ければ、学校帰りなどに来店してくれる確率が高くなります。

それがわかってくると、30代会社員女性がランチに食べるメニュー、学生が学校の帰りに食べるスイーツメニューまたはボリュームのあるメニューなど、どんなメニューを取り入れたらいいかも決めやすくなりますよね。

どこで開業するかは、お店の明暗を分ける最初の重要ポイントです。

プラスαのあるカフェ

今これだけたくさんのカフェがある中で生き残り、成功するためにはプラスαが強みになります。

プラスα、または特長、強みですね。

例えば、パンケーキと言えばあそこのカフェ、ラテアートと言えばあそこのカフェと言われるような特長が必要です。

メニューに限らず、「お花屋+カフェ」とか、「雑貨+カフェ」、「本+カフェ」などの特長あるカフェを目指しましょう。

私の場合は、「食器+カフェ」でした。食器を見に来る事が目的でもほとんどのお客様はカフェでも注文してくれますし、新しい商品が入荷すれば、案内を送る事もできます。

たくさんのカフェに埋もれてしまわないような、また大手チェーン店ではできないようなプラスαが成功するためのポイントになります。

店づくり

知らないカフェの前を通り過ぎる時、どんなカフェなら興味を惹かれますか?

アンティーク風なカフェ、スタイリッシュなカフェ、古民家カフェなど様々なカフェがあるので、好みはそれぞれだと思います。でもまずは、カフェだと認知してもらわなければお客様は来ませんよね。一体何屋さんなのかわからないお店ではドアを開けられません。

私も以前近所を歩いていて、カフェ?イタリアン?何屋さんだろう?と中を覗いて見ると美容室だったなんて事がありました。名前だけ見ても解らないお店って結構ありますよね。

不特定多数のお客様に来てもらうためには、店づくりは大切です。

へー、こんな所にカフェがあったんだ。いい雰囲気だし今度来てみよう。

店の前を通る人にそう思ってもらえるような店づくりをしましょう。カフェは雰囲気を含めてお客様はファンになってくれます。成功するための大切なポイントです。

オープンまでのスケジュール

実際に私が実行したオープンまでのスケジュールを大まかにまとめてみました。

1年前

コンセプト作り、事業計画書の作成は一番最初にやっておきたい重要事項です。ここでどんな店になるかがある程度決まってきます。1年前からじっくり考えましょう。

6ヶ月前

  • 物件探し
  • 店舗デザイン
  • メニューの考案

不動産に希望の条件を伝え、物件探しを始めます。あまり早過ぎても契約すれば家賃が発生しますので、いくつかの候補の中から条件にあったものを選ぶ事ができればいいですね。

同時にどんな内装にするのか店舗のデザインとメニューを考えておきましょう。

3ヶ月前

  • 施工会社の選定
  • 設備機器の選定
  • 仕入先の選定

物件が決まったら施工会社を決めます。何社か見積りを依頼し、飲食店の実績が豊富な業者を選びましょう。

厨房で使用する冷蔵庫や製氷機、店内の椅子、テーブルなどを選定し、同時に仕入先を決めておきます。

2ヶ月前

  • 内装工事スタート
  • 食器、インテリア雑貨の選定
  • 食品衛生責任者の資格取得

内装工事がスタートしたら、食器やインテリア雑貨なども選んでおきましょう。

オープン1ヶ月前になると忙しくなりますので、食品衛生責任者の資格を取得しておくと良いと思います。

1ヶ月前

  • 営業許可書などの必要な届出の手続き
  • スタッフ採用・教育

内装工事が終了したら、各種必要な届出などの手続きをしましょう。

スタッフを採用する場合は、面接、教育なども必要になります。

1週間前(プレオープン)

  • 最終確認
  • スタッフとの連携確認

いよいよオープン1週間前です。スタッフとの連携確認やお店全体の最終確認をして下さい。

以上がオープンまでの大まかなスケジュールになります。

まとめ

「【カフェ開業】成功するための3つのポイントとオープンまでのスケジュール」について解説しました。

あなたのお店を成功させるためにぜひ、参考にしてみて下さい。

カフェ開業にはコンセプトが何より重要です。以下の記事では「カフェ開業にはコンセプトが重要!その理由と手順を解説」についても説明していますので、こちらの記事も併せて参考にしてみて下さい。

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この記事を書いた人

さくらこのアバター さくらこ 元カフェオーナー

札幌で暮らすアラフィフです。

36歳から9年間カフェを経営し、現在は総合施設内でお惣菜などを調理、販売するお店を経営しております。

当ブログでは「これからカフェを開業したい人」、「いつかカフェを開業してみたい人」に向けた内容になっています。

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