札幌で今もっとも人気のあるラーメン店「Japanese Ramen Noodle Lab Q」。
日々行列の絶えないこの店で最小限の待ち時間で食べる方法は?
ラーメンにしては高い価格設定でなぜ行列ができるのか。
実際に行って食べてみましたので、参考にしてみて下さい。
【2023最新版】Japanese Ramen Noodle Lab Qの整理券配布時間
5月25日木曜日[Japanese Ramen Noodle Lab Q」(以下Lab Q)に行ってみました。
お店のTwitterでその日の情報を毎日発信しているようですので、行く前にチェックしてみてください。
Japanese Ramen Noodle Lab Q 平岡寛視のTwitter @Qpiroshiki
午前中の8時、9時、10時に整理券配布すると事前に聞いていたので、10時10分前に店の前で友人と待ち合わせしました。
行列必至の名店で最小限の待ち時間で食べる方法は?
行列のできるこの店で最小限の待ち時間で食べるには以下の方法が良いと思います。
- 8時、9時、10時に配布される整理券をもらう。
- 開店時間の11時に行く。
- 比較的観光客の少ない平日を狙う。
整理券を持っていないと食べることはできないの?
10時10分前に到着した私と友人は一番乗りで並びました。もう既に並んでいる人がいるかと思っていたので、ちょっと拍子抜けです。
それから徐々に人が並び5分前には10人程の列ができました。
10時になるとスタッフの方が整理券を配り始め、何時に来店するのかを聞かれました。
オープンが11時からなので、「11時に来ます」と答えると、「5分前には来てください」と言われ整理券を渡されました。
整理券が無くても列に並んで食べる事はできますが、整理券を持っている人が優先されるので列が少ないと並んでも整理券を持っている人が希望した時間に来たらそちらが優先となります。
整理券がないと並んでいる人数だけで判断できないんですね。
整理券があれば希望の来店時間に来ることができるし、やはり整理券をもらうのは必須ですね。
整理券の番号が「27」という事は、8時、9時に並んで整理券をもらった人が26人いるという事なんでしょうね。
11時までは1時間弱あるので近くのカフェで待つことにしました。
5分前に店の前に戻ると2列に分かれた列がありました。これはどっちに並べばいいのかな?
迷っていると前に並んでいた男性が親切に教えてくれました。店側が整理券を持っている人、道路側が整理券のない人の列なんだそうです。
整理券を持っている人の列は私達の前に4人、整理券を持っていない人の列は10人以上になっていて、スーツケースを持っている人も何人かいたので観光客も多いようです。
11時の開店時間になるとスタッフの方が整理券を持っている人の列から案内してくれました。
私達の前に並んでいた2人は整理券を持っていなかったようで、私達は3番目、4番目に案内されました。
お店は地下1Fにあるので階段を下りると店内に入る前に食券を買うシステムです。現金のみのようですので気を付けて下さいね。
メニューが多いわけではないのですが、後ろが並んでいるので、焦ってしまいます。
あらかじめ注文するものは決めておく事をオススメします。
私達はお茶を飲みながら決めていました。
友人は「醬油わんたん麺\1,750」と「肉汁焼売\450」、私は「特製醤油らぁ麺\2,500」と「肉汁焼売\450」。
2000円超えのラーメンを食べるのは人生初ですので、期待でいっぱいです。
実際に整理券をゲットして特製醤油らぁ麵と肉汁焼売を食べてきました!
店内に入るとラーメン屋とは思えないオシャレな空間です。
真ん中に大きなガラステーブル12席があり、カウンター6席の計18席。
店内にも10人程が座って待つスペースがあります。外に並んでいる人が少なくても店の中で待つ人が10人いれば結構な待ち時間になっちゃいますね。
11時開店なのでもちろんまだ食べている人はいません。
私達は3,4番目なので席についてから10分程度で食べる事ができました。
- 整理券を待った時間10分
- 開店前に待った時間5分
- 席に着いてから待つ時間10分
これがLab Qで私が待った時間です。
整理券がないと1時間~2時間は待つと言われているので、最小限の待ち時間で食べることができたのではないかと思います。
SNSでは1時間半並んだなどの投稿も多く見られます。
丁寧で純粋なラ-メンでした!ただ個人的な意見だけど, 人気店だけあって1時間半並んだんだけど…しばらく行く気はせんわな(-∀- 😉 #sapporo #LabQ pic.twitter.com/ljQzs4WKyJ
— コロスケ (@koRo6frEedoM24) December 11, 2021
札幌育ちの私と友人にとって慣れ親しんだラーメンと言えば、縮れ麺の比較的コッテリした「味噌ラーメン」なのですが、これはもう別物のラーメンでした。
それぞれに特選素材を使っていて、どこの何かが明確にわかるので安心して食べることができます。
まずは友人が注文した「醬油わんたん麵」が運ばれてきました。
澄んだスープがとても綺麗で、食べる前から手間をかけて丁寧に作られているのがわかります。
私には肉汁焼売のからしと「石狩市飛ぶ鳥農場さんの有精卵」が運ばれてきました。卵は別皿なんですね。
いよいよお待ちかねの「特製醬油らぁ麵」です。
ピンク色のチャーシュー、澄んだスープ、盛り付け全てが上品なラーメンです。
スープを一口飲むと鶏の出汁のあっさりでありながら深い旨味を感じました。
鶏の油がコクがあり、いくらでも飲めそうなスープです。
チャーシューは程よい脂身でとろけそうな柔らかさ。チャーシューも一種類だけではなく、ルスツ豚、三元豚、余市産ワインポークと色々な味を楽しめます。本当に手がかかってるんですよね。
熊本の天草大王という地鶏は炭火焼きされていました。
チャーシューの下には2種類のワンタン。
これがまた地鶏と豚を使った異なるワンタンでどこまでも手がかかっています。そしてどちらも美味しい。
平飼い有精卵の煮卵は黄身が薄い黄色で、白身まで柔らかい。いつも食べている卵とは明らかに違いました。
どれをとっても食材のこだわりが感じられます。
麺は北海道産小麦の「はるゆたか」、「春よ恋」、「はるきらり」を使用していて、小麦の風味をしっかり感じられる中細のストレート麺。
いつも食べているラーメンのツルツルした食感とはまるで違い、モチモチと弾力がありスープとよく絡みます。
「ツルツルとしたコシのある麵」「モチモチした弾力のある麺」これは好みが分かれそうです。
ただこのスープにはこの麺がベストなんでしょうね。
SNSでもLab Qのたくさんの投稿があります。
一緒に注文した肉汁焼売は小さなセイロで運ばれて来ました。小さなセイロがとてもカワイイ。
450円という値段から私と友人は勝手に特大の焼売を想像していました。
普通サイズよりは大きいのですが、特大ではありません。
中にはゴロっと十勝マッシュルームが。ルスツ豚の挽き肉を使用しているそうで、ここでも素材のこだわりを感じます。
食べるのが遅い私はラーメンを食べた後に焼売を食べたのですが、スタッフの方から肉汁が溢れてくるので気をつけてくださいというような説明がありましたが、「ん?気をつけるほどの肉汁?」という感じでした。
出てきて直ぐに食べていたら違ったのかもしれません。
Lab QでのNG事項
Lab Qで出来ない事ややらない方がいいと言われていることも何点かあるようですのでまとめてみました。
- 整理券配布時に言った時間に遅刻する
- 大盛り、麵の固茹でなどの要望
- 列の代表待ち禁止
- 2人で1杯などシェアするラーメンの注文(未就学児童は除く)
- 店内での通話
全て当たり前のことなんですが、大盛り、麺の固ゆでなどもできない事を頭に入れておいて下さいね。
数々の受賞歴とTVでの紹介
これまでLab Qは「情熱大陸」や「行列のできる法律相談所」などのTVで取り上げられたり、北海道ラーメンウォーカー、食べログラーメン百名店などに選ばれ数々の賞を受賞しています。
店内にはそれらの賞状や有名人のサインなどがたくさんありました。
情熱大陸や行列のできる法律相談所で取り上げられた放送も合わせて観て下さい。
全国放送で取り上げらるなんてそれだけ評価されてるんですね。
SNSでは行列のできる法律相談所のご本人の投稿もありました。
店名 | Japanese Ramen Noodle Lab Q |
住所 | 札幌市中央区北1条西2丁目1-3 りんどうビルB1F |
営業時間 | 11:00~15:00 |
定休日 | 日曜 |
交通 | さっぽろ駅、大通駅徒歩5分 |
駐車場 | なし |
TEL | 011-212-1518 |
公式Instagram | @qmen_sapporo |
場所は札幌市の中心部にあり、さっぽろ駅、大通駅からも徒歩約5~10分。
観光客が賑わう「時計台」からもすぐの場所にあります。
高額なのに行列のできる理由を考察してみた
食べてみた感想をまとめると、ラーメンに2500円という金額は高額ですが、これだけ素材に拘り、手間をかけると2500円という金額にも納得できる1杯です。
ラーメン1杯の中に麺、チャーシュー、ワンタン、スープとそれぞれが楽しめる別々のもののようでいて、しっかりお互いを引き出す究極の1杯。
これまでのラーメンの概念が覆ると思います。
今まで食べてきたラーメンとは違うカテゴリーのようで、「これラーメンと言ってもいいの?」という感じです。
なぜ高級なラーメンに行列ができるのか納得しながら食べ終わりました。
さいごに
今回は「Japanese Ramen Noodle Lab Q」で最小限の待ち時間で食べる方法と食べた感想について書いてみました。
これから北海道の観光シーズンでますます行列ができると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
そして究極の1杯を堪能してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント